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Wings Flap in the night

Posted by hina une fille on 26.2015 L'Arc~en~Ciel 0 comments 0 trackback
先日夢洲にて行われたライブL'ArCASINOで新曲「Wings Flap」が披露されました。
この新曲に胸がいっぱいで・・・ライブ全体についてよりも先に感想を書いてしまいたいと思います。

私が行ったのは二日目なのですがもうイントロのシンセサイザーを聴いた瞬間恋に落ちていました。
80年代後半から90年代中盤を感じさせるような煌びやかで開放的な音に無条件に心がときめいた。
夜空に飛び立つ飛行機から東京の夜景を見下ろす映像が脳裏に浮かんで・・・旅行会社か航空会社のCMのタイアップまで妄想してしまいました笑(そんなのが本当に実現したらときめき過ぎて泣いてしまう!)

全盛期の小室哲哉のようなシンセサイザー、癖はあるもののつい口ずさんでしまう耳について離れないメロディーがキャッチーだけれどトリッキーなドラムに変拍子の入ったヘヴィな間奏がただのJPOPでは終わらせない。
山下達郎の曲を小室哲哉がアレンジしたかのような曲にラルクならではのリボンが重なり合うようなバンドサウンドが響いてもうときめきが飽和状態です。。
昨年のミニマルでダークなEVERLASTINGにも心底驚かされましたが、こんな展開が待っているとは本当にまったく予想だにしなかった。完敗です。

この80~90年代感はその頃のJPOPを知っている人にはどこか懐かしく、知らない人にとっては不思議に感じられるだろうけれどいずれにしろものすごくキャッチーであることと思います。
歌詞の言葉選びもどこかバブリーな匂いだけれど、その時代に確かにあった熱気や高揚感を表現するにはぴったりだと思います。たぶん今の時代にはない熱さやときめきなのかもしれない。
私の勝手なイメージですがあの時代のときめきは大人達のもので夜のものだったのでは。

そしてこの曲の主役はボーカルとドラムなのではないかということに私はぐっときています。
'I wanna fly fly fly high'という歌詞に連動して上昇感を演出してくれるのはいつもならばkenちゃんのギターであるはずなんですが。今回に限ってはその役目はyukihiroのドラムなのではないでしょうか。
特にBメロ後半の手数の多い複雑なドラムパターンはそれだけで素晴らしいし興奮必至なのだけれどメロディーライン(おそらくhyde作曲であろうことが窺える)に軽く絡んで押し上げるようで。。
こんなにボーカルとドラムが呼応しているような演奏はたぶんyukihiroがメンバーになってから初めてなんじゃないかなと思います。
今回のライブ及び新曲のドラムは明らかに今までの音と違っています。ドラムセットも大きく変わっていた。
これについて関連があるかどうかは想像妄想でしかないですが数ヶ月前のドラムマガジンでのインタビューが印象に残っています。
あやふやですがその中で「これまでは自分はこうなんだ、というのを絶対に曲げたくなかったけれど今は曲がより良くなることを考えてプレイスタイルを変えたりある程度人に任せられるようになった」というようなことを言っていました。その姿勢の変化と今回の変化は無関係ではないはずです。
Wings Flapのドラムを聴いていると流れるような手元が目に浮かぶよう。タイトさやボトムの重さはそのままにしなやかさやどこかふわっとした軽さが加わったような音は今回の新曲に本当にぴったりです。
それがhydeのボーカルにそっと寄り添って上昇を助けている。強力なブースター、というのではなくてあくまでさりげなく。

他のパートについてもちょこっと。。
ボーカルは今回も最高です!!!さらに滑らかで自由自在。hydeは一体どこまで行くのでしょう。。
例えるなら冷凍庫から出して5分くらいたった食べ頃のハーゲンダッツバニラ味って感じです!(は?)
そしておさなな組は今回暗黒面担当。待ち受けている罠って感じです!(は?)

曲だけで既にときめきでおなかいっぱいなのですが歌詞もこれまたすごく良いので少し感じたことを書きたいと思います。
間違いもたくさんあるとは思いますがまずは歌詞を聞き取ってみました。

***

Wings flap in the night
Wings flap in the night

さあ飛び来んで 舞い上がれ今 燃える魂弾けとばして
夢見心地で I wanna fly fly fly high

Ah 窓を開け そこは異国の breeze
眩しく漂う匂い
Oh 誰も知らない 非現実な scene
失くした時間と痛み

きっと生まれ変わる
I feel change with the seasons
あぁ殻を破り新しい自分
I reset

さあ飛び来んで 舞い上がれ今 燃える魂弾けとばして
夢見心地で I wanna fly fly fly high

そう時計は今 hold 刺激的な trick
誰もが浮かれてはしゃぐ
遠く離れてもう 君を忘れ trip
絡み合った視線が熱い
決して振り返らない
I find a new gate to freedom
あぁ駆け出す鼓動 羽根広げたら
Awake

灼き付くようなこの熱いリズム
誘惑を散りばめたフロア 
君なんてもう 大きらいきらいきらい
さあ飛び来んで 舞い上がれ今 燃える魂弾けとばして
夢見心地で I wanna fly fly fly high

灼き付くようなこの熱いリズム
誘惑を散りばめたフロア
君なんてもう 大きらいきらいきらい
さあ飛び来んで 舞い上がれ今 燃える魂弾けとばして
夢見心地で I wanna fly fly fly high

Wings flap in the night
Wings flap in the night
Wings flap in the night
Wings flap in the night

I already fly high

Wings flap in the night
Wings flap in the night
Wings flap in the night
Wings flap in the night

I already fly high

***

色が変わっているところは怪しいところです笑
一つ目は 異国の breeze
これは 窓を開け と 眩しく漂う匂い の間に置いて自然に繋がるのではないかと思って風= breeze としました。
二つ目は 時計は今 hold
ここは私には何度聴いても「時計は今」としか聴こえず・・・諦めて時を止める、というような意味に近くなるような単語で~oldという語感のあるものを探しました。
時間を止めて君のことも何もかも忘れて、とつながるように。
hold には保留するというような意味もあるので実際時間や時計という単語と合わせてそのような使い方をするのかどうか不明ではありますがとりあえず時計は置いといて、みたいな感じになるかなと思い無理矢理 hold としました。

ぱっと聴きは時を忘れ踊るフロア、そこで起こる恋の駆け引きをイメージしますが「殻を破り」「I wanna fly high」「羽根広げたら awake」 というキーワードにREALの頃、個人的には特にNEO UNIVERSEを思い起こさせるような切迫感に近いものを感じました。

Wings flap in the night 翼は夜羽ばたく

美しく羽ばたく瞬間、澄み切った夜空をどこまでもまっすぐ飛んで行けそうな予感を私は感じる。
その先に何があるかはわからないけれど。
REALの頃のような切なる願望や逃避としての空想ではなくて「Wings flap」はもう今飛ぶその瞬間、そして舞い上がり上昇し始めた瞬間を描写しているように思えます。
言ってしまえば覚悟が見えるというか。心の中の大好きを押し込めてだいきらいと振り切ってもう飛び込んでいる。潔く。
だって「I already fly high」だから。
もっと高く飛ぶために殻をやぶり生まれ変わる季節を迎えている。そしてもう飛び込んでしまって後戻りは出来ないという歌詞なのではないかと思いました。
ただその潔さの裏側には切なさと危うさも仄かに香っている。
誘惑も大好きな君も振り切って決して振り返らないんだという覚悟、そして夜だとしても今飛ばねばならないんだという切迫感故に。
翼は手に入れた。飛び上がることも出来た。だけどもっと上に行けるかどうかはわからない。
でも行きたい。その思いがまっすぐ過ぎて切なく危うい。


20周年以降ラルクが出したシングル曲は本当にひとつひとつクオリティが高く、同じような曲がひとつとして無いように思います。
完全なる妄想ですが「GOOD LUCK MY WAY」はいつも通りでありながらより質の高いものを目指してtetsuyaが職人技を発揮して作った曲、「XXX」はスタッフの反対を押し切ってシングルとして発売した勝負曲「CHASE」はさらっと作った曲、「EVERLASTING」は好き勝手作った曲ときて再び「Wings Flap」は勝負曲なのではないかと私は見ています。
ラルクとしても今一度殻を破り羽ばたく時なのかもしれません。

しかしEVERLASTINGでは「まだ君に恋してる」と凍り付くような怨念を見せつけておきながら今度はツンデレって・・・本当にラルクは罪深いですね。。ありがとうございます。。

***
追記

2番冒頭の歌詞ですが時計は今fallの方がしっくりくるかなと思い直しています。正解を早く知りたい・・笑
***
拍手とコメントありがとうございます!!
コメントのお返事は下記にしまってあります。

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悶々悶々

Posted by hina une fille on 10.2014 L'Arc~en~Ciel 2 comments 0 trackback
らるく映画見てきました。数日経ってももやもやが収まらないのでブログに感想をまとめます。
否定的な感想ばかりで自分でも嫌になりますが、、、こうやって無理矢理文章にして吐き出して消化しないと明日に進めないくらいに落ち込んでしまいました。

2014.3.22国立競技場

Posted by hina une fille on 13.2014 L'Arc~en~Ciel 2 comments 0 trackback
だいぶ時間がたってしまって・・・輪郭や温度がぼやけてしまいましたが、記憶を自分の言葉で書き留めておきたいと思います。

国立競技場でのライブがあると発表があった時、あまりにも驚いて反射的に涙が出てしまった。それくらい予期しないアナウンスだったし、予期しないながらもどれほど自分がそれを心の奥底で待ち望んでいたのかを改めて思い知ってしまった、そんな瞬間だった。
それでもあまりの唐突さに嬉しさ半分訝しさ半分。。でもでもたとえどんなぐだぐだでも(笑)愛せる確信があるわ〜などと阿呆なことをのたまっていたのですが。それは完全に裏切られた。彼ら自身によって。それも最高の形で・・・!

私は2日目しか行かなかったので(本当は両日行きたかった・・・ぐぬぬ!)1日目の皆の興奮をなんとなく肌身で感じ取りつつ祈るような気持ちで開演を待った。
あ。祈るような気持ち、なんかではなくて実際ほぼお祈りポーズだったんでした。
組んだ指が食い込んで痛い程にね・・・ウ・・・キモイ・・・ウ・・・!

さぁ、満を持して登場。カプセルからの登場というなんともド派手SFチックな演出もラルクならでは。
なんかとりあえず超緑だけど人参じゃなかったなてつyaさんとドレッドでワイルドなゆっきーとチェゲバってるかと思いきや最高にスタイリッシュなken様と・・・超凄みのある美人、キタ。
あ、やばい。仁王像のようだ。悲しみを秘めた怒りの面持ち。あんな勇ましいのに白いレースのヴェールなんかしちゃって意味不明。だけど最高に綺麗よ!!!すーぱーびゅーてぃほー。勇まし過ぎる我らが歌姫。
SFなコスチュームプレイも無く4人てんでばらばらの出で立ちをしているというのになぜかそんな演出がぴったりなんだからもうやんなっちゃうね。
一気に非日常へ。ぐっと引っ張られる、いや放り込まれるくらいの力技。他ではこんなこと絶対に絶対に体験出来ない!
泣いてしまいましたよ・・・えぇ、登場だけで・・・笑うよ?とか言われてたのに!なんで!笑
だってラルクだけだ!!!っていう気持ちが込み上げてきてもうたまらなかったの・・・

CHASE
1日目はget out from the shellから始まったと聞いていたのでア・・・と一瞬なりかけたのですが、もうかっこいい、かっこいい!!!またCHASEが好きになりました。最近聴く度に好きになっています。着実に育ってるんですね〜。サビの解放感がスタジアムによく似合う。

SEVENTH HEAVEN
大好きなんだけどちょっと音が不安定でノリきれず・・だったかな。でもパワーのある曲。わくわくしてそれだけで少しうるっときてしまいました笑

REVELATION
カウントダウンには笑ってしまったけれども、今まで聴いたどのREVELATIONよりもかっこよかった。こんなにかっこいい曲だっけ?!とわくわくしてしまったよ。ロックだねぇ。いつになくバンドアンサンブルを感じました。
曲が終わる前tetsuyaさんとkenちゃんが(確か)向かい合って演奏していたのとてもぐっと、ぐっときた!
(旗を振り回すhydeさんにもちゃっかり萌え萌えさせていただきました♡)

GOOD LUCK MY WAY
ここ涙腺うるむはずだったんですが、、?なんだか音響が安定しません。前の方で聴いていたんですけどね、、野外はむつかしいね!がんばれ〜〜と心の中で応援していました。フレ〜フレ〜〜。あ、でもすごいゆっきーに感動したんでした。スゲーーーって。

BLESS
イントロのアカペラ素晴らしかった。ふくよかで優しくて強い声でした。繊細で鳴きまくり、たっぷりのギターソロにも相変わらず感動。本当に大好きよ、kenちゃん。

HONEY
大好きなんだけど、大好きであるが故にもっといい音で聴きたかったという・・・音がこの時かなり揺らいでいた気がします。あとこれ本当に常々思っているんですけど、シンセが・・・うるさいの・・・むしろ・・・要らないの・・・4人だけでやって〜!お願いっっ!!

winter fall
なんてしっとり切ないwinter fall。歌い出しの顔を忘れられないよ。。あんなに切ない表情されたらどうしようもなくなってしまう・・・。ここのところさらっとした中に優しさの滲むような歌唱だったけれど、今回はとても切なかった。まだ雨は止まない。傷は癒えない。pieces of you lie in me inches deepをありありと感じた。

NEXUS4
んんん。あんまり覚えてない、けど楽しかった気がします笑

READY STEADY GO
今やDriver’s High, STAY AWAY,HONEYと共に定番中の定番になっていますが、この曲の持つ意味はやっぱり大きいのだなということをなんだか肌身で実感してぐっときました。
実はこの曲が発売された時私の熱はサーっと一気に引いたのです。びっくりするくらい一瞬で気持ちが冷めてしまった。私はLOVE FLIESからspirit dreams insideときてその続きを見せてくれるようなドライかつ壮大な曲を待ち望んでいた。勝手に。そしてそれが叶わなかったからとあまりに簡単に離れてしまった。
それはそれで正しいも間違いもなくて。ただ私はその時そう思ってそうした、というそれだけのことなんですが。この曲に対して何か罪悪感のような、、なんとも言えない歪んだ感情があって今までなかなか正面から見られなかったのではないかな、と思います。
あぁ。。死の淵から這い上がってきた曲なんだな、這い上がろうと必死に自らを焚き付けて奮い立たせて来た曲なんだなと、そしてそれを皆とても愛しているのだなということを今回しみじみ感じて一気にこの曲が好きになってしまいました。もしかしたら泣いていたかもしれない笑

ここからはサブステージ。音がグンと良くなって入り込んで聴けた気がします。

metropolis
そう。。metropolisですよ、奥さん。。(は?)前回はお祭りムードでご機嫌でしたが、今回はしっとりと大人の色香を振り撒いていました。そんなつもりなんかなくてもそっと馨ってくるような成熟した官能。青い光とクールな音に包まれて気持ちよく酔わされた気分。幻惑されて星空の下砂漠で抱き合う美しい2人が見えた。
最高でした。本当に、最高にグルーヴィーだった!
前回の国立では景色が演奏を後押ししていたけれど今回は私、景色があまり目に入らなかった。音が魅せてくれる景色に酔わされたなぁという感覚。まだまだパワーアップ、確実にしてるんだね。すごいね。

未来世界
今正に皆を宇宙船に乗せて未来世界へ連れて行ってくれているというのに。
「信じてたら行けたの?」
さみしく問いかけるなんて。。だけどそれを優しい音で包んでくれるのですね。それがまた切ない。いい夢見てgood night。愛に溢れてストレートなsweet dreamsとはまた違う、いつもは蓋をしている箱をそっと開けて見つめるような感情にまたまた泣けてしまいました。

花葬
そう。。花葬ですよ、奥さん。。(二度目ー)
これはもうほんと・・・どうしたらいいのかわかんないくらい素晴らしいアレンジでしたね!!!!!!!!!!!!!THE・身悶え。これ音源も映像も出してくれなかったら私は・・・一体・・・どうすれば・・・
イントロ「今宵はもう夢うつつ」のメロディーをなぞったようなピアノのフレーズに花葬キタ・・・?!いや待て。まだ決めつけるのは早い。新曲あるって話だし花葬に似た新曲なのでは???いやでもやはり。。と一人無駄な自問自答を繰り返していたのは私です。どうもこんにちは。
この曲に関してはkenちゃんばかり見ていました。本当に素敵だった・・。リズム隊はジャジーでしたがギターフレーズはスパニッシュだなと私は感じたのですが、どうでしょう。雑誌によると使用されたギターはanemoneのPV撮影に使われたガットギターとのことで余計ぐっと来ますね。ぐっっっ。
ほぅ・・・と思わずうっとりため息を漏らしてしまうような、そんな花葬。正直ボーカルのことはあまり覚えていません。。わりと淡々としていたのではないかしら?それが逆に良かった。妖艶さや情念のようなものはあまり感じなくて淡い夢物語のようだった。それこそ舞い散る桜の花弁のような。正に今宵はもう夢うつつ、、でした。

MY HEART DRAWS A DREAM
この胸は夢を描くよ。くじらのシルエットが青い光の中を泳いで一瞬forbidden loverやるのかな?と思いましたが。いつもながらイントロのギターが綺麗だった。こぽこぽ海の中気泡が上っていくような音。徐々に光が射して行くような曲の展開、いつ聴いてもいいね。しっかりシンガロングしました。

the Fourth Avenue Cafe
一つの季節は穏やかに終わりを告げて…やがてやってくるだろう別れに思いを馳せる切なさを軽快なリズムに乗せてさらりと。大人なほろ苦さでした。

XXX
ものすごく良かった。。ダーリン最後のキスなのね、吐息さえ悩ましかったです。
どんどん洗練されるんだな、と思った。

shade of season
やってくれるとは思いませんでした!嬉しかった。初めはそんなにぴんと来なかったけれど生で聴くと胸の奥がぞわっとする。私、ゆっきーの歌詞好きなの。言葉数は少なくて抽象的で。。なんだか目隠しをして指で輪郭をなぞるような感覚。色っぽいなぁ。

DRINK IT DOWN
うーむあんまり覚えていません笑でも確かあのぅ間奏部分で音が小さくなってしまって・・・ガックリしたような記憶。そこが肝なのに!!そこのためにこの曲はあるのに!!!(言い過ぎ)

EVERLASTING
新曲。イントロでメロディラインが鳴った瞬間反射的に涙がこぼれた。なんだろう。新しい音を聴けた感動だったのだろうか。それとも受け止めきれないあまりに大きな何かを感じて・・・?
その後は濃密な情念にただただ圧倒されて凍り付いてしまった。一歩も動けなかった。
最新が一番かっこいいということをまざまざと見せ付けられてその底知れなさに驚きつつ戦慄しつつ、その感覚を持てることに感謝しました。恐れおののいたという感じ。。
hydeの声もいつになく凄味があって、、物語るようでいて時折のぞかせる激情に身も心も凍る思いでした。

まだ君に恋してる。

恋・・・!愛ではなくて、恋。接吻で気持ち塞いで欲しい、なんて。。なんだかとてもとても珍しいような。
請うている相手は今なの?過去なの?きっと今だね。だってどうしたって戻れないんだもの。過去には。
何故今あんな曲が出てくるのか。。深読みはしない。表象だけで十分過ぎる程に胸が苦しい。でもその陰翳の深さにやっぱりぞくぞくしてしまうんだ。
初期のダークさに通ずるという感想をわりと多く見かけたのだけれど私はRoentgenの雰囲気を感じていた。New Days DawnとかSecret Lettersのような救いようのない暗さを。罪を犯した時滴った真っ赤な血が染み付いてこすってもこすっても消えなかったような濃くてどろりとした黒。
映画音楽のような曲を・・と思っていたところちょうどkenちゃんが作ってきたとのエピソードもなんともなんともぐっときました。
hydeはkenちゃんのミューズなんだね。そうである限りkenちゃんはラルクのために曲を書くのでしょう。たまりません。

Blame
実は私この曲大して好きな曲ではないのですが。。新曲と繋げて演奏されるというのは、やはりそれなりの理由があったのでしょう。
後悔、罪、罰。呼応しているような部分がたくさんある。
過去から未来へのアンサーソングなのか、その逆なのか。ループし続けます。罪も罰も永遠に。
あ、素晴らしいベースラインでしたね!ひゃっほう!

Caress of Venus
最近聴くととてもとても切なくなってしまう。もうすぐ終演に近付いているという時間帯に聴くのもなんだか切なさ倍増。。これ多幸感というやつだ。

Driver’s High
はいどさんがあんなに間違えたりかわいいことしなければ確実に泣いていました。この曲でうるうるするなんて・・・!でも愛しかったの。とっても。

Link
楽しくて切なくて涙がこぼれて。。。

あなた
とめどなく溢れてしまいました。
一面の光の海。深い青。舞い上がる風船。花火。世界があまりに美しく見えて。。歌いながらの号泣でしたね。。
昔は大の苦手曲だったのに、前回の国立から突然好きになりました。
意味とかそういうのはなんかどうでもいいんだ。ただ美しい曲だなと思うようになった、それだけ。それだけだよ。
それ自体が星空であるかのような、大きな大きな曲。

いつまでもいつまでも反芻しては涙が滲むような、そんなライブでした。
予想していたもの、期待していたものを越えてまた新しい顔を見せてくれた。
新曲があったことももちろん嬉しかったし、たった一曲でこんなにも纏う色が変わるのか、ということに本当に驚かされました。
黒いヴェールがかけられたような、そんな印象。どの曲も前回の国立ライブのお祭り的な色彩を失って少し影を落としていた。
一体どんな風に作られた曲なのだろう?なんて考え出すとわくわくしてたまりません...!
きっとインタビューなども出るだろう夏が楽しみです。

「あぁ夢のあとだ、、」終演後思いました。まるで極彩色の夢のよう。どんなエンタテイメントも芸術も敵わないよ。。!!
どうして今回こんなに感動してしまったのだろう?考えてもよくわからないけれど・・・
こんなのを見せてくれるのはラルクだけだ・・!と強烈に思ったからです。
そしてそうこうしている内にまた国立競技場でやるんですよね...笑私、書くの遅過ぎ....

*激遅な記事にも関わらず読んで下さった方、拍手ボタン押して下さった方、ありがとうございます*

REAL

Posted by hina une fille on 18.2012 L'Arc~en~Ciel 0 comments 0 trackback
自分がなぜこんなにもREALに惹かれるのか。
昨日の夜中熱いお湯に浸かりながらぼーっと考えていました。
DuneもTierraもheavenlyもHeartもrayもSMILEもKISSもBUTTERFLYも好き。大好き。
(抜けているのはあまり聴かないアルバムだということですww)
どれもたくさん好きな曲が詰まっています。
美しいメロディや緻密なアンサンブル、心を打つ言葉、それらが導く情景やある種の感情。。
だけどどのアルバムがトップオブザトップなのかと問われたらやっぱり私はREALを挙げてしまうだろう。
私はアルバムとしてはHeartから聴いてTrue以前を遡り、リアルタイムで自転車こぎこぎarkrayを買いに行き、REAL発売を心待ちにした。
もちろんどれも好きだったし繰り返し聴いた。だけどREALが一番衝撃的だった。
なんてクールなの!なんてロックなの!ぞくぞくするほどかっこいい!!
聴いた瞬間重厚でドライで今までになかった「ロックなラルク」にぐわし!と鷲掴まれたんです。
不穏で硬質ながらも段々疾走感を増し熱を帯びていく狂気にぞくぞくした。
終盤突然眼前に現れるどうしようもないさみしさにもただただうっとりしていた。
音だけで感じていたんですね。歌詞とか意味とか背景とかほぼどうでもいいというか、探ろうとしなかった。思いが及ばなかった。
ポップにデコレートされてしまうことなくむき出しになったラルクのロックに狂喜した。
ところでラルクの音楽って3重の構造になっていると思うんですね。
ポップであまいコーティングの下に凍ったように冷たく静かな海をたたえていて、そしてさらにその冷たい海をさらうと底には秘めた熱情が隠されている。
そして私が10年以上前にラルクに熱を上げていたときにはその冷たい海に魅せられていたんですね。
ポップな見かけに手を伸ばせばクールさをあらわにして、安易な共感や理解を拒絶する。そこがかっこいいと思っていたし、何より好きであることの重要な要素であったりもした。
だけど今振り返りつつ聴くと。。
どの作品にもたくさんの思いが溢れていて、意外にもものすごくパーソナルで感情的なバンドなんだということがわかって目から鱗の連続で!
だけど今はそれもまた愛しく思える日々で。。
例えば特にファンでもない人たちにとってラルクってなんかわかんないけどすごく売れてるバンドっていうようなイメージだと思うのですね。
たとえば曲調はポップなものなら好き、とか、曲についてもhoney so sweetって言ってるから恋の歌じゃないの?とかあるいは何歌ってるかわかんない、とかなんか暗いとか。。
だけど海の底に潜ればその時々の彼らの状況をちゃんと曲が伝えて来ていることがわかる。
そしてREALにはそれがたくさんたくさん詰まっているのだと思います。
だって辛い、苦しい時期には皆伝えきれない思いや感情が抱えきれないほどに膨らんでしまうものでしょう。
だけど彼らは肌を刻んで血で歌うんです。音楽でそれを爆発させているんです。
それらの思いは実は隠されることなく吹きさらしの中はいどうぞってくらいあっけなく在って、それがREALだとタイトルで言っているんだよね。ほんとに痛い。。そのときは考えもしなかった。うわーかっこいい!!!で終わってたんです。
タイトルはREALでどうだろう?と提案するhydeもそれを受け入れるメンバーもどんなに辛かっただろう。
そしてふと思ったことがあって。。
インタビューなどでわかるようにその時期彼らは互いに言葉でコミュニケートしなかった。出来ない状態にあった。
だからREALの時はその伝えきれない思いや言葉が「音」によってのみ交わされていたのじゃないかと!思って!そう思うと!なんだか!とっても!興奮してきて!!
久しぶりにブログ書こうと思い立った次第でありました。。
音のやりとりが濃密だからこそこのアルバムが強烈に魅力的なのじゃないかなと私には思えてきてしかたなくて。(強烈なので避ける人ももちろんいるでしょうし、ほんとこれは私の思いつき以外の何ものでもなくて甚だおかしいことなのかもしれないし、あるいは多くの人がもう既に感じていて今更のことなのでしょう。)
あぁぁそれってロックだ、ロックバンドだ、と単純な私は思ってしまって!
私が思うバンド感というのは、やっぱり「生」な感じであって、ぶつかりあってる感じで、言ってしまえばセックスしてるみたいな感じだと思うんですよ。
それに酔って興奮してしまえるのがロックファン。ロックの楽しみは背徳的で甘美です。
REALにはそういう匂いを濃厚に感じる。
倦怠期で言葉は交わさないし、一緒にいてもなんか退屈なんだけどセックスすれば最高、みたいな。爆
(rayのl'heureという曲は暇だからセックスでもしようぜっていう曲なんだってゆっきーが言ってたことを思い出した!)
暇だからというよりかはこの場合はもうどうしようもないからしようっていう感じ。
でもすると最高に気持ちいい。だけど虚しいし、悲しいし、寂しい。
本当に残酷だと思います。彼らが骨身を削って苦悩の血を流して作られた作品を愛好するなんてとても後ろめたい。。
だけど気持ちよくてしかたない。苦しくてあまくて。。ぞくぞく。。
なのでラルクって実はものすごく生々しいバンドで、それが包まれることなくそのまま出てるのがREALで、そこに私は強く惹かれているんだと思います。
もちろんこれは単純に私の好み嗜好の問題であって、それに初期の幻想的な楽曲も好きだし、今のどんどん進化を続けるタフな彼らも大好き!
だけどどれが一番かと問われれば。。蓋を開ければいつでも生あたたかい血が噴き出してくるようなREALが最高だと私は答えると思います。これからも。


***
おぉぉ、、拍手いただきありがとうございます!!
拙い文でしたが、同じように感じている方がいるとわかることはとても嬉しいことですね。。
コメントのお返事は下記にしまいました。

パリ公演記事2

Posted by hina une fille on 18.2012 L'Arc~en~Ciel 0 comments 0 trackback
Morgan Magninというとこに載っていた記事を訳してみました。
下記クリックすると原文に飛びます。
Morgan Magnin

L'Arc~en~Ciel
20th L'Anniversary WORLD TOUR 2012
パリのZENITHに凱旋

実に4年の間、L'Arc~en~Cielのフランス公演を再び見るのに我々は待たなければならなかった。L'Arc~en Cielとは日本の音楽シーンの代表的存在である。(フランスにおいて、の意味だと思われる。)
2008年フランス本土での最初の公演時メンバーのHyde,Tetsu,Ken,Yukihiro(ボーカル、ベース、ギター、ドラム)は結成20年を祝いに戻ってくることを約束していた。彼らは裏切らなかった。そして今回の公演も我々観衆の期待を裏切らぬ素晴らしいものだった。

当たり前のようだが4年間の月日というものが流れている。

観客は皆成長しているというのにhydeは衰えたようには見えなかった。(そしてそれはその晩の一番の驚きであった!)見た目も声も。
(*以下ちょっと複雑でよくわからなくて。。適当です!)
今観客はサイリウムを準備している。サイリウムは光る棒で演奏に合わせて振るようになっているもので、それがあると会場の雰囲気は全然違ったものになる。深い闇であった客席には光が反射するようになった。サイリウムを使用するには彼らの音楽や歌詞をちゃんと知っていた方が良い。もちろん日本語を勉強するべきだと言っているのではないが、定期的に日本人アーティストが来仏したり、Nolifeというテレビ番組で日本のミュージックビデオが流れているので、日本の音楽とその歌詞がセットで大衆に広まるようにはなっている。そういうわけで会場の雰囲気は2008年のものとだいぶ違ったものになっていた。前回公演では観客は人生のうちで特別な経験をしたというような印象を持っていて、今後また公演しに来てくれるかもしれないと思って明日のことなど考えずに真に感情を彼らのアイドルと通わせようとしていた。

L'Arc~en~Cielのメンバーはとてもリラックスしてその場にいることを幸せを感じているように見えた。2008年度の公演は本当に素晴らしい衝撃だったのに対してフランスの観客達はコミュニケーションを放棄しているように見えた。スタジオアルバムについてもそうで物理的にも潜在的にも店頭での取り扱いが全然なかった。それから状況は変わった。L'Arc~en~Cielの最新作の売り上げにフランス(ヨーロッパと言ってもいい)は大いに貢献しているし、各国を巡る世界ツアーは宣伝キャンペーンにもなっているだろう。Les Inrockuptiblesのような雑誌に何気なく彼らが載っているのも嬉しく思う。L'Arc~en~Cielは日本列島を飛び出し国境を越えてそのメンバー4人それぞれが理解され、受け入れられ、守られている。コンサート中の曲間のMCでフランス語をしゃべろうとする彼らを見るたけでその努力がわかるだろう。

緻密で華やかで並外れたこの公演は彼ら自身がこれからのジャパニーズロックの代表であると見せつけているようであった。それを喜ばずにはいられないし、これから先もずっとその地位を守っていくことを願わずにはいられない。(浜崎あゆみの下りはちょっとよくわかりませんでした、すみません。。)

***
んー終わった。。いやはやこれはけっこう絶賛記事でしたね。
以前よりも日本の文化が本当に浸透してきていて、闇雲に盛り上がるだけでなくて日本での方法を持ち込んで楽しむことが出来ているということなのかな。
2008年の熱狂はものすごく、それはそれで素晴らしいことだったけれども、今回の記事はその若干calm downな状態を進歩だと捉えているのですね。
ラルクは日本の音楽文化を海外に伝播するトップバンドであるとまで言ってくれていますし、かなり絶賛デス。
でも盛り上がり方に関してはどうなんでしょうねぇ。私が個人的にサイリウムとか手扇子?の決まりきったノリがあまり好きじゃなくて海外なりの自由な盛り上がり方っていいなーと思っていたので、、
間違ったというか、ちょいださな文化が輸出されていてそれが良しとされているのがどうも。。笑
しかしけっこう海外の記事って難しい。日本ってすごく簡単な表現で表層をなぞって終わらせるだけで、それがありましたよってだけで中身がないものが多いけれども、海外のものは自分なりのちょっとした詩的な表現も混ざってきたりするので読み物としては面白いんだけれど言い回しも難しいし、前後との関連がよくわかんなかったりして訳そうとするともう何がなんだか、、
結局ただ直訳しただけのかたい文章になってしまって、ニュアンスとかもっと補足して訳すことができればいいのでしょうが、私にそんな才はなく。。撃沈。。
でもちょっと楽しい。やっぱりフランス語は好きだなぁ。ドイツ語勉強しなきゃいけないの厭だなぁ。。

プロフィール

hina une fille

Author:hina une fille
音楽、文学、映画、美術。。いろいろなことに興味がありすぎてどれも広く浅くの知識しかないのですが、日々家事と育児の完全主婦生活でアウトプットできる場所が少なく、そのことに思いのほか鬱憤が溜まっているようなのでブログを始めようなどと思い立ってやってみました。
昨年大復活を遂げ、ラルクちゃんに返り咲き。ソロで聴くのはhydeのROENTGENのみなので、VAMPADDICTではないですが、michelle addictionではあります。他には東京事変第一期までの椎名林檎とradiohead(特に初期)を熱烈に愛しています!
あとはフランスかぶれのフランス贔屓。ベタだけれどゴダールが好き。アンナカリーナは永遠の憧れ。
どうぞよろしく。
*近況*
諸事情により今夏より伯林におりますが、今までメンバーを愛でるのはhyde中心だったのについにメンバー全員に萌えられるようなり、さらに現在進行形でkenヲタ絶賛加速中でDVDを見るのも音源を聴くのもすごく忙しいです。自分の目と耳が4倍欲しいです。

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